【人】 オリガ

　　　　　　　　―　AM 2:00　―

[幼き悪の魂は、輪廻転生の運命線に乗せられる前に]
[宇宙からの一筋の流星が、亡き母の契約を断ち切らん]

[２万年に及ぶその統治の報酬の名は自由]

[流星は、そのまま世界線を突き破る柱をと飛来するが――]
[世壊呪の行進と、紅の混沌の存在によって発生した小さな時空断裂に巻き込まれ――]


　　　　　　　　　　　　　　　　　→聖戦前へ

(0) 2012/05/15(Tue) 07時半頃

【人】 葬送（双槍）の戦乙女 フィグネリア

― 機械人形《戦乙女》の消えた場所 ―

[水晶の繭《クリスタライズ・コクーン》は鼓動する―――

周囲の物質を、機械人形の基となる"神機水晶《テクノ・クリエイト・クリスタル》"へと変質。
収束。神機水晶を収束。
構成。神機水晶から機械人形を再構成。
設計。機械人形の基礎構造を設計。
稼働。機械人形を稼働。
構築。「フィグネリア」の記憶を再生・構築。]

[金剛石より硬く、神気によって守られた繭の中で。
再生された機械人形は確実に完成しつつあった。

しかし、再生するだけでは足りない、と囀る声。
肉体を喰らわれ、外界に放たれた天詞鳥の魂が、繭の裡に光を灯す。]

(1) 2012/05/15(Tue) 08時頃

【人】 葬送（双槍）の戦乙女 フィグネリア

『これは
　聖界寿の天詩鳥《デウズ・カナリアリア》を生み出す為の
　世界が選んだ、創聖的終末計画『DCAプラン』の歯車。

　……フィグネリア。再生を望まれし機械人形。
　貴方は、"再生"するだけじゃ足りない。

　この世界の為。
　そして、私の大切な弟の為に。

　"祭聖《サイセイ》"の力へ手を伸ばす最期の力として。
　このリディヤは、総てを今、貴方に託す事を決断するわ。』

(2) 2012/05/15(Tue) 08時頃

【人】 葬送（双槍）の戦乙女 フィグネリア

[その機械人形は、天詞鳥《リディヤ》の魂がそっと寄り添う熱を感じた。

機械人形は、水晶の繭の内部に、眩い光が輝いくのを感じた。
機械人形は、天詞鳥の希望に満ちた祈りを感じた。
機械人形は、繭の外の世界を感じた。
機械人形は、世界線の結び目が暗赤色へと染まりきっていくのを感じた。
機械人形は、天死が狂獄神《セカイジュ》と成ったのを感じた。
機械人形は、世壊≪ARCADIA≫へと集結する超次元の力を感じた。
機械人形は、背狂主が事切れる小さな声を感じた。
機械人形は、混沌が新たに生まれるのを感じた。
機械人形は、
機械人形は、
機械人形は、
機械人形は、……]

(3) 2012/05/15(Tue) 08時頃

【人】 葬送（双槍）の戦乙女 フィグネリア

[機械人形は、七色に煌めく希望色の蝶の翅を伸ばした。]

(4) 2012/05/15(Tue) 08時頃

【人】 葬送（双槍）の戦乙女 フィグネリア

[パキリ、パキリ、パキリ――

澄んだ音をたてて、水晶の繭がひび割れ、壊れていく。

虹色の鱗粉が、ふわりと幻想的に周囲に漂った。
じぃっと耳をすませば、それらが微かに、天詞鳥《カナリアリア》の囀りのような音を発しているのが聴こえるかもしれない。

繭の欠片が反射する光と天詞鳥の祝福の詞（うた）を身に纏いながら身を起こすと、
フィグネリアは淡い金色の髪をかき上げて深呼吸した。]


　そうね、リディヤ。

　あたしは―― あたしたちは。
　皆を"救う"為にこの世界へ孵ってきた。


[自らの裡に息づいた魂へと呟いて、ゆっくりと開かれた瞳は、

鏡《ヤミヲサカサ=ヒカリ=ニウツスカガヤキ》で出来ていた。]

(5) 2012/05/15(Tue) 08時頃

【人】 葬送（双槍）の戦乙女 フィグネリア

[しかし、その瞳が映し出すのは、荒野。
一陣の風が足元を通り過ぎる。]

　……せっかく復活したのに誰も居ないってどういうことよ。

[腰に手を当ててふてくされた。
七色の鱗粉が不機嫌な赤色に瞬く。
風が冷たいせいか、なんとなく肌寒い。]

　べっ、別に寂しくなんかないんだから！
　
[誰へとも無く呟いて取り出すのは、いつか森でイヴァンが在処に帰したはずのカード。>>1:212
しげしげと絵柄を見て、溜息をつく。]

(6) 2012/05/15(Tue) 08時頃

【人】 葬送（双槍）の戦乙女 フィグネリア

　……ダーリン？
　あなたに吊られた男《ハンデッドドマン》なんて似合わないわ。
　
[呆れたように呟いて、両手でカードを握りしめ、丸め、潰し――
手品《マジック》のように、その中から新たなカードを取り出した。

きらり★ひらめかせるそのカードは]

(7) 2012/05/15(Tue) 08時頃

【人】 葬送（双槍）の戦乙女 フィグネリア

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
カード名：運命の輪《フィール・オブ・フォーチュン・イン・ザ・ミラー》
属性　　：《愉》
コスト　：5
ＪＰ　　：2000
効果　　：このカードがオープンの状態で捨て札にする。その瞬間、コストとＪＰを完全に無視して相手の任意のカードも同時に捨て札にできる。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

(8) 2012/05/15(Tue) 08時頃

【人】 葬送（双槍）の戦乙女 フィグネリア

　うん、こっちの方があなたらしいわ。
　まったく、この笑顔……憎ったらしいったら

[運命の輪を背に、イイ笑顔でサムズアップするイヴァンの姿へと図柄が変わったカードを爪弾き、それから口付けて唇の端をあげる。]

　あたしの愛しい風《マイ・ダーリン》。
　あなたの《偶然》はいつだって《必然》。

　あなたの仕組んだ《偶然》であたしの《生》と《死》が反転するのは、これで何度目かしら。いくらあたしが覚醒転生《ｱｳｪｲｸﾝ・ﾘｰﾝｶｰﾈｰﾄ》に成功した精神とはいえ、あなたみたいな『規格外』と付き合うのは結構大変なのよ？　楽になりたいとさえ思うほどに。

(9) 2012/05/15(Tue) 08時頃

【人】 白波勇将 モロゾフ

―大聖堂地下《世界の心臓部》―



［>>5:283　　拒絶　　　］



［孫がこれほどまでに強い「欲」を見せたのは、初めてだった。］

(10) 2012/05/15(Tue) 08時頃

【人】 葬送（双槍）の戦乙女 フィグネリア

　でも、いいわ。

　あなたのくれた《偶然》は、きっと《必然》。
　あなたがそのつもりなら、何度でも付き合ってあげる。
　そのかわり――聖戦が終わったら……

[最後の一節だけは氷点下の声で囁いて。
ぴっ、とカードを弾いた。]

　――さ。前置きはこのくらいにして。
　行きましょう、リディヤ。
　あなたの愛する人たちを"救い"に――

[ひらりひらりと繭の中へ落ちたそれには目もくれず、
虹色の翅を羽ばたかせて、蝶は風に舞う。

死の行進を続ける、狂獄神《セカイジュ》の*元へと*]

(11) 2012/05/15(Tue) 08時頃

【人】 白波勇将 モロゾフ

くっ……！

［砕かれた氷術。
多くの魔力を練りこんだ術さえ、あっさりと砕かれる。
これが、聖乙女の魂……氷巫女の、血筋。
襲った疲労感に耐えるべく、ぎりりと唇を噛み締めた。

氷の壁の向こう、銀色のぼんやりとした光が見える。
何が行われているか判別がつかず、一度下がり、サーシャとベルンハルトの様子を確認した。］


ベルンハルト殿……

［地に倒れこみ、血に塗れる姿が、見えた。
傍らに座り込む、死神も。］

(12) 2012/05/15(Tue) 08時頃

【人】 血の混沌《ｹｲｵｽ･ｵﾌﾞ･ﾌﾞﾗｯﾃﾞｨ》 ニキータ

― 幕間・過去 ―
[それは何度目かの遊び。

まだ、二人が一人だった頃。]

……血のような黄昏か。
面白い事を言う。

[それでもその景色を悪くないと思った。]

(13) 2012/05/15(Tue) 08時頃

【人】 血の混沌《ｹｲｵｽ･ｵﾌﾞ･ﾌﾞﾗｯﾃﾞｨ》 ニキータ

……一応吸血鬼だからな。
其方よりずっと長く生きてるんだが。

[サーシャやクレストは信じているようだが。
目の前の彼女>>5:314は分かってくれているのだろうかと毎度思う。]

(14) 2012/05/15(Tue) 08時頃

【人】 血の混沌《ｹｲｵｽ･ｵﾌﾞ･ﾌﾞﾗｯﾃﾞｨ》 ニキータ

騒ぎか――
あまりにも退屈だったのでついな。

(15) 2012/05/15(Tue) 08時頃

【人】 血の混沌《ｹｲｵｽ･ｵﾌﾞ･ﾌﾞﾗｯﾃﾞｨ》 ニキータ

ヒトを殺したか。
どうするね？裁かれる前に俺と来るか？

魔に属するモノになってしまえば良い。
――そちら側には法の裁きなど無いのだからな。

(16) 2012/05/15(Tue) 08時半頃

【人】 白波勇将 モロゾフ

愛し、愛されていたからこその反転であるなら……。

［向日葵を抱いた少女の面影。
ベルナルトゥスの名は、世界中で叫ばれ、祈りを込めて唱えられ、
愛を込めて称えられ、知らぬものはない高名。
民衆は彼に従い、敬い、心からの思慕を送っていた。

身に受けた愛が離れ行く、死に逝く様が、
己を反転させるのだとすれば。


思案し、すぐに首を振る。］

666代かけて、貴方が知ったこと……
私は、この短い一生で、十二分に感じたと、思いますよ。

(17) 2012/05/15(Tue) 08時半頃

【人】 白波勇将 モロゾフ

けれど、悪に変わるには…
　　　私は、愚直に過ぎたようです。

［どんなに喪失が心を引き裂こうとも、それでも。］


やはり……――――　愛することしか、できぬのです。


［敵対し。刃を向け。
痛みながらも、悼みながらも。
繰り返しても結局変わらなかったのは、ただの愚かか、本質か。

奪った生命さえ、断末魔さえ、涙さえ、笑顔さえも、
忘れられずにいるのだ。］

(18) 2012/05/15(Tue) 08時半頃

【人】 血の混沌《ｹｲｵｽ･ｵﾌﾞ･ﾌﾞﾗｯﾃﾞｨ》 ニキータ

― 過去『血の夜』>>1:125 ―
[血の夜で騒ぎになる街からの脱出。
そう、真祖の力を示せるのであれば。メーフィエに説得などしてもらう必要も無かったのだが。]

すまん……な。

[数名ならともかく、人間を街単位で殺してしまえば――
法の裁きは無いが世界からの使者がやってくる。
そんな話を半信半疑とは言え、こんな所で本当に来られてはたまらない。

ああ、それにしても。]

この惨劇、誰が引き起こしたものやら。

(19) 2012/05/15(Tue) 08時半頃

【人】 血の混沌《ｹｲｵｽ･ｵﾌﾞ･ﾌﾞﾗｯﾃﾞｨ》 ニキータ

メーフィエ……次に逢えたら。
俺は――


― 幕間・了 ―

(20) 2012/05/15(Tue) 08時半頃

【人】 血の混沌《ｹｲｵｽ･ｵﾌﾞ･ﾌﾞﾗｯﾃﾞｨ》 ニキータ

― 現在・狂獄神>>246 ―

ふむ……“クレスト”に聞いておこうか。
アレをオマエはどうしたいのだ？

[笑みを見せる。
混沌の中から生み出される意識は、確かに目の前の狂獄神《ｾｶｲｼﾞｭ》に向けられていて。
それが神の座に至ると聞いた時には、奇妙な感情が浮かんではいたのだった。]

(21) 2012/05/15(Tue) 09時頃

【人】 偽りの画家《ﾄﾘｯｸｱｰﾃｨｽﾄ》 キリル

　僕が描く。

[《世壊》の中央、銀陣に《杖》を立てる。
　世界の根源、源杖≪シャンタール≫が一。
　凍りついた冷たい悪性を吸い上げて、炎は冷たく冷たく燃え上がる。
　倒れ伏した背狂主、退いた白波、その存在を認識できているのか、いないのか。

　くらい瞳に映るのは、裏葬郷《ARCADIA》だけ。
　壊れ壊れた世壊の理想を描く、描く、描く。]

(22) 2012/05/15(Tue) 15時半頃

【人】 偽りの画家《ﾄﾘｯｸｱｰﾃｨｽﾄ》 キリル

[まず、じわりと闇が広がった。
　そこに、血の赤が滴った。
　炎が燃え、稲妻が天を裂き。
　荒廃を極めた大地が広がった。

　《創世の絵筆》は《世壊》を描き続ける。
　サロメディア大聖堂。
　万を収容せし巨大な建造物は、内部を暗黒の闇に染めた。]

(23) 2012/05/15(Tue) 15時半頃

【人】 偽りの画家《ﾄﾘｯｸｱｰﾃｨｽﾄ》 キリル

[純《ｲﾉｾﾝﾄ》で在るがゆえに漆黒《ﾋﾟｭｱﾌﾞﾗｯｸ》。
　漆黒《ﾋﾟｭｱﾌﾞﾗｯｸ》で在るがゆえに純《ｲﾉｾﾝﾄ》。
　ほんの幼い子供の駄々のように、目覚めたばかりの力は己を主張する。

　《世壊》描くだけに飽き足らず、氷檻は天へ、天へ成長を続ける。
　地下大悪洞の天貫き、結び目《たまご》の輝きよりも強く、くらく、つめたい、道標を創り出す。]

　僕が、描くんだ、僕がこれから、《世壊》を――

[声の冷たさ、心の冷たさ。
　《反転》するように、力だけががむしゃらに**]

(24) 2012/05/15(Tue) 15時半頃

【人】 オリガ

　―　サロメディア大聖堂/地上　―

[世界が世壊へと壊れてゆく。
　かつては豊かな緑あふれたこの丘も荒れ地と化していた]

[宙《ソラ》に届く柱

　真っ赤に染まるステンドグラス

　嘗ての栄華も見る影なく、ヒトの気配もまた静か]


　　　　フッ――――――


[しかし、その静寂に刺し込まれる空間上に浮かんだ魔法陣]

[やたらと境界線に折り込みを無駄に入れて手間を食う世界の手仕事、その隙間にできた裏道《バックドア》からの来訪]

(25) 2012/05/15(Tue) 18時半頃

【人】 オリガ

　　ザッ

[金属板仕込みの長ブーツが枯れ草を踏む]
[全身を覆い隠すような、灰色の長外套]
[背丈はそれほど高くない]

[小脇に抱える銀鼠色の旧式聖典を、厚手の手袋を嵌めた手で閉めれば、魔法陣もまた消滅し]

[フードの影から覗く、緑《エバーグリーン》の眸に宿る意志の輝きは強く]

[世壊万国博覧会会場と化した大聖堂へも
　臆することなく踏み入る]

[紅き禍々しい光が照らすその横顔
　――繊細でかつ計算された唐草装飾がされた黒鉄のアイマスクがあった**]

(26) 2012/05/15(Tue) 18時半頃

【人】 庭園の死神 サーシャ

――大聖堂地下《世界の心臓部》―

[背狂主《ｾｲｷｮｳｼｭ》の傍に座り込んだのは、その死を確認する一度だけ。]

　……礼を、言われるような事じゃない。

[もう意味が無いと分かりながら、礼>>5:310へゆるりと首を振る。
己が止め刺さずとも死ぬのは分かっていた。]

　……俺は、愚かだな。

[時間が無い、良く分かっていた。
傷つき消滅しかけた世界《オリガ》も待たせ、勇将もまた戦っている。
それなのに、刃を止め、言葉を交わし、その死が訪れるまでを待った。

悼むように目を閉じると、背狂主の身体を緑が包み込み、やがて茂みが出来上がる
彼が最期に流した血の涙《ﾌﾞﾗｯﾃﾞｨ･ﾃｨｱ》のような、赤い実をつけたイチイの木。]

(27) 2012/05/15(Tue) 19時半頃

【人】 庭園の死神 サーシャ

　……すまない。遅くなった。
　あちらは、終わった。

[戦いの最中である勇将の元へ駆け寄る。
キリルは氷壁の向こう側らしい。]

　強大な"死"の気配を持つ何か……。
　恐らくユーリーが此方へと近づいて来ている。

　この光の柱に近づけたらいけないと、なんとなく感じるんだ。
　……誰かが、足止めに行かねば。

[少しだけ、言葉を躊躇した。
この戦友《勇将》へはいつも、酷な事ばかりを言っている気がする。]

(28) 2012/05/15(Tue) 19時半頃

【人】 庭園の死神 サーシャ

　だから……。

[先を口にしようとした時だった。
一際強く、一度は治まっていた源杖≪シャンタール≫の共鳴が起きる。
《創世の絵筆》>>22のその血より生まれ出でる悪性冷気の炎が、大聖堂内を闇に上書きしていく。]

　………これは、これが《世壊》？

[暗黒の絵筆が描くのは《世壊》の荒涼としたる景色。
ざわざわと足元で変わらず緑が生えて枯れる。
死神は這い寄るが如き冷気にすっと目を細めた。

謎の仮面少年？>>26が現れたのはその頃であっただろうか。*]

(29) 2012/05/15(Tue) 19時半頃

【人】 白波勇将 モロゾフ

―氷柱は高く聳え立つ―

［眼前に立ち昇る異質。
氷檻《ｺｵﾘ》は、裡に包んだ青年を護り、高く高く伸びていく。
周囲に描かれる《世壊》は、絶望を形にして。］


お前が描きたかったのは…こんな、光景なのかい。

キリル……！！！


［彼の描いた数々を、覚えている。
>>0:66タッチを選ばず、多彩な画風をひとつの筆から見せてくれるそれは、］

お前は、あんなにも鮮やかに、夢を描いてくれたではないか…！

［声は、分厚い檻に阻まれて。］

(30) 2012/05/15(Tue) 20時半頃

【人】 謎の仮面少年？ オリガ

―大聖堂　凍れる柱の前で―

[世壊美術館を歩く。
　どの絵も、黄昏に沈み、万物が枯れゆく世の終わりを描くものの]

　　　　　　[小さく、首を振る]

　　　　　["無"　には程遠い、"黒"に]
　

(31) 2012/05/15(Tue) 20時半頃

【人】 謎の仮面少年？ オリガ

[見る見るうちに、下から貫き、宙へと伸びてゆく氷の柱]

[手袋に包まれた手でそっと触れ…]

[視線を落とす。コレが下から連なるものと]

[さらに――
　　視る。

　　純粋すぎて歪みがないからこそ見える
　　氷の檻の中にいる　誰かの姿

　　紅い光の上から見下ろして――]

(32) 2012/05/15(Tue) 20時半頃

【人】 白波勇将 モロゾフ

…ああ。その、ようだね。

［>>28青年へ頷きを返す。
またこの世界から、大きな、大切な生命が喪われた。］

ユーリーが……。
では、―――

［淀みなく口を開き、しかし。
言いかけた言葉は、なぜか止まった。］

……君、に、任せる。
炎だけならばともかく、キリルは私と同じ、氷の能力を発現させてしまった。
素質は、明らかにあの子のほうが上なんだ。
ユーリーを放置するわけにはいかないが、
分散するのは、あまりいい案とはいえないと思う。

［己の中の小さなトゲ。
心をひっかくそれの正体に、老兵は気付けなかった。］

(33) 2012/05/15(Tue) 20時半頃

【人】 謎の仮面少年？ オリガ

　　みつけた。

[――源杖が１つ、謳う天使の力を見据える目は細められ]

[囁く声は枯れて低く、バベルの呪詛に呪われし、意思疎通に困難をきたす公用語。
　言葉によるすれ違いがいくつの争いを起こしたかは歴史が証明している]


[旧時代の遺物《ロストテクノロジー》
　厚さは辞書ほど、重さもそこそこの聖典《ディクショナリー》を開く
　宙に浮かぶ薄紫色の窓を滑らせる指

　何度か窓を図形を描くようになぞらえば、聖典が発光し――
　同じく２つの旧時代の遺物を呼び出す]

[１つは、手から肘くらいの長さまである棒
　もう１つは、物々しい、少年？の背と同じくらいの長さの、筒である]
　

(34) 2012/05/15(Tue) 21時頃

【人】 偽りの画家《ﾄﾘｯｸｱｰﾃｨｽﾄ》 キリル

――世壊中央部――

[欲望>>5:283。
　それは、はじめは執着と呼ばれるものだった。
　会い方すら知らずとも、研究神を求める。
　《杖》探しを頼まれているのは自分だから、自分に《杖》を渡してほしい。
　興味惹かれたものには、今までもこの絵描きはちいさなこだわり《執着》を見せていた。

　それと変わらない。
　執着は堕ちて欲望へ変わる。
　《世壊》創世への、執着《欲望》――]

(35) 2012/05/15(Tue) 21時頃

【人】 偽りの画家《ﾄﾘｯｸｱｰﾃｨｽﾄ》 キリル

[いたい。
　背中の傷がいたい。
　血が、出て、凍って、]

　描かなくちゃ。

[これは"約束"。
　聖教主の興した世界を、導くは天詞鳥。彩るは聖乙女。
　"約束を守ること"に執着見せる彼は、『前』から続く約束を、無意識にただ守ろうとしているだけ。]

(36) 2012/05/15(Tue) 21時頃

【人】 偽りの画家《ﾄﾘｯｸｱｰﾃｨｽﾄ》 キリル

[悪性は踊る。
　踊って、そして、闇を描いて。
　彼の身体を、蝕み始めた。]

　いた、い

[《たまご》は生命力《リソース》を削る>>5:32。
　故に、《世壊》を望む強い悪性は、彼の生命力を燃やし。
　同時に氷檻《ｺｵﾘ》の力放出せしがむしゃらな《欲望》は、背狂主と同様、絵描きの《崩壊》を早めていく>>5:147。]

(37) 2012/05/15(Tue) 21時頃

【人】 破開神 グレゴリー

　狂気の沙汰？ヒヒ、それはキミが"技術"について不勉強だネェ。

[>>5:308愉しげな宇宙神に対し、それ以上の快を以て当たる

　技術によって生まれた子らは、
　使われ消費されねばそれは唯の飾りだヨ。
　この世に生まれたモノは、すべからく使われねばならない。
　物。力。命さえも。

　これとて、大事に大事に置いておいた所で腐り変質するだけサ。

[残り僅かとなったプリンを手に持ち、掲げる]

　それを狂気の沙汰というのならば、
　この世界は狂気によって成り立っている。ヒヒヒ。

　キミも神ならば何か作ってみると良いサ。案外癖になるヨ？

[プリンを全て口に放り入れ、宇宙神へと挑戦的に告げた]

(38) 2012/05/15(Tue) 21時頃

【人】 謎の仮面少年？ オリガ

[無造作に筒を転がし、棒を両手で握る。
　風が、仮面の人物を中心に渦を巻く――
　冷気が、避けて通るかのように]

　　　前々聖戦の勇者　星屑の騎士レイスが聖遺物

　　　　　光速剣《フォトンソード》　　　　　　　

[棒が、紅の光に染まらぬ、ウルトラバイオレットの刀身を持つ剣となる。
　その長さは、氷の檻をたたききるほど十分で――]
　

(39) 2012/05/15(Tue) 21時頃

【人】 謎の仮面少年？ オリガ

―大聖堂地下　暗黒洞―

[ぱらぱらと、降る埃と石

　下からも、上に何かがあったことが知れるかもしれない*]

(40) 2012/05/15(Tue) 21時頃

【人】 庭園の死神 サーシャ

　氷か。

[炎よりは増しだが、それもあまり源樹の苗≪ガーデンエメロード≫と相性がいいとは思えない。]

　素質、だけが強さとは思わないが。
　これは確かに、尋常ではない。

[高く、高く聳え往く氷の柱を見上げ。下ろした視線。
片方しか見えぬ翡翠の瞳は、"ユーリー"の気配する方角と勇将>>33を順に見遣り。]

　……まだ、猶予はあるだろう。
　キリルを止めよう。

[共に戦う、と決断する。]

(41) 2012/05/15(Tue) 21時頃

【人】 庭園の死神 サーシャ

　……何か、居る？

[ぱら…、と僅か降る埃と石>>40。
そちらを見上げ、目を細める。]

(42) 2012/05/15(Tue) 21時頃

【人】 偽りの画家《ﾄﾘｯｸｱｰﾃｨｽﾄ》 キリル

　ぁ、

[声がした。
　喉を震わせた。

　傷は痛む。
　凍った血のそれすらも溶かして、じくじくと黒い血が滲み出した。

　凍った心は、感情は、強い発露を伴わない。
　故に、『痛い』『くるしい』脳波信号だけが彼の身体に警戒音をけたたましく鳴らしていた。]

　ぁー……――

[痛いよくるしいどうしていたい描かなくちゃだって《世壊》を創ってそこには天死もベルナルトゥスもいるからだから描かなくちゃ約束を守る人は好きだから僕は約束いたいいたいいたいいたいいたいいたいよいたいのはこわいこわいはくるしいよこわいよいたいいたい描かなくちゃ約束だから描くんだいたい]

(43) 2012/05/15(Tue) 21時頃

【人】 白波勇将 モロゾフ

そう。私と……妻の、血筋だ。
妻でもあそこまで色濃くはなかった……

［淡々とした声は、しかし懐かしむ想いを消しきれず。］

気をつけてくれ。
謡う天使《ﾊﾟｰｶﾞﾄﾙｺｰﾄ》も、あの中にあるままだ。


……ありがとう。

［>>41共に、と。
隣に立つ者へ、感謝を。］

(44) 2012/05/15(Tue) 21時半頃

【人】 白波勇将 モロゾフ

はっ……これは……！？

［>>40氷檻が、揺れたように見えた。
降る欠片。石。埃。

見上げたそこへ、人影が写り―――］


　そこにいるのは、誰だ！！

［誰何の声は、鋭く飛ぶ。］

(45) 2012/05/15(Tue) 21時半頃

【人】 偽りの画家《ﾄﾘｯｸｱｰﾃｨｽﾄ》 キリル

[ぎぃ、ぎぎ、ぎ。

　天に伸びた氷柱が、光速剣《聖遺物》の聖性を厭うて悲鳴を上げる。
　ぎぎ、と金属質にも似た硬い音がして、氷檻《ｺｵﾘ》は軋む。]

　嫌、だ、　　　ぁ――――

[純黒《ｲﾉｾﾝﾄﾘｨ･ﾋﾟｭｱﾌﾞﾗｯｸ》は己の殻の中央で拒絶の言葉を微かに吐いた。
　身も心も閉じ込めた氷の殻の中で、くろぐろとした《嘆き》が更にがむしゃらに氷柱を突き立てるも、激情に押し流された力の波に、氷柱は脆く、互いにぶつかり合っただけで割れ。
　聖遺物《フォトンソード》に耐えるなど、もっての外か。]

(46) 2012/05/15(Tue) 21時半頃

【人】 狂獄神《ｾｶｲｼﾞｭ》 ユーリー

　　　－　《死》の行進は一度止まる　－

[ゆっくりと世界を壊《死》ながら柱に向かっていた世壊呪は
暫し立ち止まり、羽根を一度拡げる。

潰えた王の《死》を迎えるように、嘴が開くが囀りは聞こえない。
震わせる空間を持たぬ鳥は直ぐに嘴を閉じ、静かに柱を見つめる]

………。

[暫し動かぬ鳥の先、柱に冷たい輝きが増す>>24

その凍てつく温もりも命も感じさせぬ輝きに、もう一度
鳥は嘴を開いた]



「その光に何かを感じ取った様に、またゆっくりと死の歩みを
進め始める]

(47) 2012/05/15(Tue) 21時半頃

【人】 偽りの画家《ﾄﾘｯｸｱｰﾃｨｽﾄ》 キリル

[現れた存在には気づけねども、氷檻《殻》割る脅威を排除しようと、氷柱は上へ向かい、仮面《ｵﾘｶﾞ》討たんと切っ先を向ける――]

(48) 2012/05/15(Tue) 21時半頃

【人】 謎の仮面少年？ オリガ

　　　　　―大聖堂/地上部　氷檻の延長の前で―

　　　　　　　コズミックメテオドライブ

　　　　　　　　[溜めたバネを開放する]
　　　[氷檻を、高熱を伴う光の剣が、真一文字に通過する]


　　　[其れは、空へと伸びた塔を、地上部で斬り捨てた*]

(49) 2012/05/15(Tue) 21時半頃

【人】 庭園の死神 サーシャ

　……二人の"血"なんだな。

[受け継がれるもの。
勇将>>44とその妻の血は確かにキリルの中に色付いているのだろう。
辛いだろう。思うがもう口には出さない。]

　謡う天使《ﾊﾟｰｶﾞﾄﾙｺｰﾄ》は、使われれば恐らくは分かる。
　回避が間に合うかどうかはまた別だが。

　ともかくあの氷の壁をぶち抜き…――。

[さわり、足元で新緑が揺らぐ。
小さな声>>43が聞こえた気がした。]

(50) 2012/05/15(Tue) 21時半頃

【人】 ― ★超★ ― イヴァン

合作か…《アナスタシア》と皇帝の力がどのようにフィグネリアを変えるのか……ワクワクだね。

何、そんな大したものじゃありませんよ。
ちょっと覗き見と調べ物が得意なだけでね……。

ですが、まあその通りですよ。僕が何かをしでかすより、誰かが何かをしているのを見るほうが……おもしろいですからね！

[皇帝のサインを眺めながら満足気に答えた>>5:301]

(51) 2012/05/15(Tue) 21時半頃

【人】 ― ★超★ ― イヴァン

子供……はいませんね。

ああ、作ったものと言えば……源杖《シャンタール》があるか……。プロトタイプが、真作になってしまったという点では、ミスプロジェクトだと思うけれど……。

そういえば、謡う天使《パーガトルコート》は確かに最大出力を持つけれど……。
防衛と移動という点では、宙の王座《セイヴァーパレス》。
回復ならば源樹の苗《ガーデンエメロード》……さて、長期戦になれば……勝つのは、これでしょうね。

[>>5:300 の問いに、グレゴリーの答え>>5:307 も加味して呟いた]

(52) 2012/05/15(Tue) 21時半頃

【人】 ― ★超★ ― イヴァン

―― そして、彼は閲覧《検知》する>>8 ――

――。ははっ。いきなり、パンデミックだね、マイハニー。
まさかいきなり僕の定義を書き換えるとはね……。

[Ｃマイスターが持つ強制具象化能力……一体、グレゴリウスはどれほどの改造を施していたのか]

いいさ。君は確かに、あの鏡界戦において、『世界』となった。
つまり君もまた、『世界』と同じだけの定義出力を持つ――。

[その呟きは、『異なるイヴァン』が鏡界《異世界》で辿った歴史《ログ》の一つであった]

(53) 2012/05/15(Tue) 21時半頃

【人】 謎の仮面少年？ オリガ

[>>48
　　迫り来る氷柱を斬って捨てる。
　下から老人の声が聞こえるが、答えない――]

　　　　[計りかねているかのように]

(54) 2012/05/15(Tue) 21時半頃

【人】 庭園の死神 サーシャ

[氷柱>>46が悲鳴のように軋み揺れる。
ぶつかり合う氷柱。
ぱらぱらと割れた硝子の如き氷の破片が降る。]

　上……！
　あの人影に反応しているのかっ！？

[先程の気配。勇将>>45が捉えた姿。
足元より木を生やし、其処へと跳ぼうとした。
その刹那>>49。]

(55) 2012/05/15(Tue) 21時半頃

【人】 庭園の死神 サーシャ

[光《ｳﾙﾄﾗﾊﾞｲｵﾚｯﾄ》が真一文字に奔る――！]

(56) 2012/05/15(Tue) 21時半頃

【人】 謎の仮面少年？ オリガ

[なかなかに檻が遠い、と舌打ちしつつ――]

[脆くも、向かってくる様子、ちらり、下を見て。
　檻の中にいる引きこもり《キリル》の悲鳴を、氷柱の砕ける音に聞いている気がした]

(57) 2012/05/15(Tue) 22時頃

【人】 偽りの画家《ﾄﾘｯｸｱｰﾃｨｽﾄ》 キリル

[折《傷つけ》られる氷柱。
　脆く《聖遺物》の力に耐えられないそれは、砕かれることで《氷》自体の破壊《死》を檻の中央まで伝える。]

　だ、れ。
　邪魔、し、ない、で。

[立ち上がる。
　冷たい悪性の炎立ち上らせる詠う天使≪パーガトルコート≫を氷檻《ｺｵﾘ》の中に突き立て、持ち替えるは偽・邪鍵《ﾌﾞﾗｯｸｻｰﾍﾞﾙ》。

　《空間》のみを切り裂くサーベルの刀身は、檻の中から邪魔者を斬ろうと振り下ろされる。]

(58) 2012/05/15(Tue) 22時頃

【人】 謎の仮面少年？ オリガ

　　　―　大聖堂/地上部　―

[見える、といっても向こうの動作がはっきり見えるわけではなく]

[あっさりと聖遺物を持つ両腕が、空間ごと切断されて剣の光が消える]

[それでも、指先が、また赤紫色の窓を呼び出す。
　切断するのは空間のみなのか、不思議と肉も骨も切れてないらしい]

[下を見下ろす。くい、くい、と顎でアレを何とかしろとばかりに氷檻の中の画家《キリル》を示す]

(59) 2012/05/15(Tue) 22時半頃

【人】 庭園の死神 サーシャ

[斬られた氷柱>>54が砕ける。
奔る光の軌跡に一拍遅れ。
足元、生えた木はたちまち朽ちボロボロと砕ける。]

　――…何者だッ！

[灰色の外套がはためくのが見えた。
勇将の問いかけへの返事は無かったがもう一度問うも、返るは顎で示す動作。]

　……キリルをなんとかしろって事か。

[少しだけイラッとして、舌打ち。
人差し指を立てる。]

(60) 2012/05/15(Tue) 22時半頃

【人】 庭園の死神 サーシャ

　　　―――один！

[指の上、火球と共に現る蒼銀の飛刀。]


　　　　　　　　　　―――"　　"！
――"　　"！


[言葉を繰り返す数度。
合計33本の刃が、一斉に氷檻へと飛ばす。
突き刺さった刃は蒼銀の焔へと戻り、氷を焼き溶か《殺》そうと。]

(61) 2012/05/15(Tue) 22時半頃

【人】 白波勇将 モロゾフ

［誰何に返答はない。
>>46軋む氷檻の悲鳴、そして……　　　　声。］

キリル……！！

［>>59示される、横柄な態度。
思うものはあれど、やらねばならぬことに変わりはない。］


　―――――　氷關《ｺｵﾘ》よ――

［破壊ではなく、操作。
硬さでいえば、己の操れる氷よりずっと硬いだろう氷壁へ手を触れさせ、
その構成を操作する。
分解、溶解、そして、自重で崩れるよう。］

(62) 2012/05/15(Tue) 23時頃

【人】 蝶 フィグネリア

　―― あれ、かしら。


[風に乗って舞っていた蝶は、ゆっくりと羽根を広げた姿>>47 を見つけて眉を寄せた。]

　あっちは確か、サロメディアの方向ね……
　彼を惹きつけるような何かあるのかしら
　なんか柱とか立ってるし。

　んー…近づけるのはあんまりよくない気がするんだけど
　――状況がよくわからないわね。
　とりあえず、気づいてもらった方がいいかしらね。


[考えていることをひとりごとのように呟きながら、
背中から生えている虹色の翅をふわりと更に大きく伸ばす。]

(63) 2012/05/15(Tue) 23時頃

【人】 蝶 フィグネリア

『蝶の羽ばたきは大雨を引き起こすか ―― 《バタフライ・エフェクト》』


[優雅に蝶は羽ばたく。キラキラと舞う鱗粉は風に乗って狂獄神《ｾｶｲｼﾞｭ》へと柔らかく降り注いだ。


　　しゃんしゃん…
　　　　　　しゃんしゃん…

　　　　　　　　　　　　　しゃんしゃん…
　　　　　　　　　　　　　　　　しゃんしゃん…


淡い光は、鈴鳴りのような音を微かに発しながら、彼の骨に触れては春の雪のように消えていく。]

(64) 2012/05/15(Tue) 23時頃

【人】 謎の仮面少年？ オリガ

　けっほ…

[軽く枯れた咳を漏らす。
　声を出すことそのものが負担かのように。

　視界と指先と感覚が一致しないアヤフヤな感覚。

　聖典を開くのも一苦労
　赤紫色の窓で、呼び出す術式《メニュー》
　空間の断裂を補填をちまちまっと……]

[イライラする、とばかりに終わり次第、裂けた外套を脱ぎ捨てた]

(65) 2012/05/15(Tue) 23時頃

【人】 破開神 グレゴリー

― 愉快な科学者は気づく ―

　…ヒヒヒ、フィグネリアがどのように、ネ。
　キミも気づいているみたいじゃないか。

[>>53彼が検知したと同時、再生の力が一つの結果を結実した事に気づく>>5]

　なァに、驚く事は無いさ。
　幾らかワタシが手を加え、チカラを手に入れたみたいだが、
　彼女の限界《ｽﾍﾟｯｸ》は元からあれくらいの容量は在ったのサ。

　故に神に近しい神機人形《ﾃｸﾉ･ｸﾘｴｲﾄ･ｵｰﾄﾏｰﾀ》。
　故にワタシはかつて驚いたのサ。
　彼女自身は知らなかったかもしれんけれどネ。ヒヒッ

[科学と神の眼を持つからこそ見抜いた技術。
其れを想い、世界にまた新たな選択肢《ﾙｰﾄ》が生まれた事を愉しむ]

(66) 2012/05/15(Tue) 23時頃

【人】 破開神 グレゴリー

　ていうか、源杖を開発したのはキミだったのかネ！

[僅かに驚きながらも、>>52その呟きを耳にする]

　アレはすごいネ。プロトタイプが真になる？ヒヒヒヒ、良い事ではないか！
　試しに適当に作った物があれだけの力を持つのならば、
　次は真に適格に作ればもっと良いモノが出来る。

　此度の聖戦が終わったならば、
　もう一度作ってみる気はないかネッ！？
　新たなる新輝源杖《ﾈｵ･ｼｬﾝﾀｰﾙ》をッ！！
　この！！ワタシと！！ともにィ！！！　イヒヒヒヒヒヒ！！！

[知らぬ技術にハイテンションになりながら、提案するのだった]

(67) 2012/05/15(Tue) 23時頃

【人】 白波勇将 モロゾフ

［こうしている間にも、脅威は……ユーリーは、近づいている。
ちりちりと産毛をやくような危機感。］

……サーシャさん。
せっかく此方に残ってもらったが……
もし間に合わず、ユーリーが此方へ来てしまいそうなら、
君はあちらへ、行ってくれ。

味方かはわからないが、此処にはあの……影も、ある。

［敵の敵は味方かと言われると、そうとは言い切れない第三陣営は、よく知っている。
例えばどこぞの黒科学者だとか、教会で遭ったイヴァンとやらもそういった存在だろう。］

(68) 2012/05/15(Tue) 23時頃

【人】 白波勇将 モロゾフ

ユーリーを、このままにしては……いけない、気がするから。


［此方へ近づく存在が、逆巻きの街で出会ったときとは違う…
より邪悪な形になっているらしいことを、悪寒で察した。

放置していれば、それだけ悪化する。
早く手を打たねばならない存在だろう。］

(69) 2012/05/15(Tue) 23時頃

【人】 狂獄神《ｾｶｲｼﾞｭ》 ユーリー

[死の行進の途中、また鳥の足が止まる。
訪問者に気付く様子も無かった鳥が足を止めたのは、
響く音と鱗分>>64に撫でられる羽根に不快を感じたのか。

だがゆっくりと首を回して、視界にまず入ったのは
二つの強大な力。

そしてその内の1つ>>21に杖の力を感じ取ったのか。
世壊呪が拡げたままの尾羽を大きく揺する]

(70) 2012/05/15(Tue) 23時頃

【人】 偽りの画家《ﾄﾘｯｸｱｰﾃｨｽﾄ》 キリル

[偽・邪鍵《ﾚﾌﾟﾘｶ》はうまくやったのか、手応えのない剣戟ではわからない。
　『氷』の嫌悪がいくらか落ち着いたのに、息ついた。
　ひゅぅ、と喉を通る呼気が細くなる。

　《たまご》の蝕みは、重い。]

　は、い。

[呼び声に、返るのは無機質な返事。
　氷檻《ｺｵﾘ》に触れる手、そのまま氷で包んでしまおうと溶けた氷が再び彼の手ごと氷結を始めるが、氷を扱う技術では、数段彼のもののほうが上で。
　さらに、溶かし壊さんとする33の火球が走る――]

(71) 2012/05/15(Tue) 23時頃

【人】 謎の仮面少年？ オリガ

[顕わになる。
　戦闘服　としかいえないような革のツナギ
　起伏の少ない体のライン
　短く見える金色の髪
　装飾の入ったアイマスクに、額の外れない輪《鏡》]

　　　っ

[ちりちりと、老人や、死神の視線に輪が咎めるように熱を持った]

[繋がった両手の感触を確かめるように、ぐっぱーぐっぱーを繰り返す]

(72) 2012/05/15(Tue) 23時頃

【人】 庭園の死神 サーシャ

　やはり効きが悪いな。

[この世界に属するものならば庭園の死神が狩るのは容易いのだが。
キリルの所持する詠う天使≪パーガトルコート≫の影響により、氷への効果がすこぶる宜しくない。]

　物理的に叩き壊すか。

[燃える蒼銀の鎌。
勇将>>62の援護をとそれを手にした時に、声>>67が掛かる。]

(73) 2012/05/15(Tue) 23時頃

【人】 ― ★超★ ― イヴァン

ふ…流石、神皇帝…それに気づいていましたか…。

[冷や汗を拭う仕草を見せる>>66]

フィグネリアこそは、いわば《アナスタシア》が、『箱《ﾜｰﾙﾄﾞ･ｴﾝﾌﾞﾘｵ》』の次に、手がけた、まさしく神機人形《ﾃｸﾉ･ｸﾘｴｲﾄ･ｵｰﾄﾏｰﾀ》……。
なぜマイハニーの魂を宿してしまったか（>>3:142）は……偶然《アナスタシア》の悪戯なのでしょうね。

(74) 2012/05/15(Tue) 23時頃

【人】 ― ★超★ ― イヴァン

新輝源杖《ﾈｵ･ｼｬﾝﾀｰﾙ》……ッッッッ！！！！！

[くらり、揺れる]

な、なんという…その発想は、僕にはなかった…。

[ぷるぷると、震える。恐怖？　いやさ、武者震いだ]

素晴らしい！なんてワンダフォゥな提案でしょうか！
いらっしゃいませ、よろこんでッ！！！

[テンションがＭＡＸを迎えた>>67]

(75) 2012/05/15(Tue) 23時頃

【人】 狂獄神《ｾｶｲｼﾞｭ》 ユーリー

[次に背後のまだ壊れていない空間から運ばれてくる
虹色の鱗粉>>64

鳥は背後を見て、また杖の力を持つ者を、
そして自らを贄>>5:324と呼んだ舞台《ｽﾃｰｼﾞ》を改めて視界に捕える]

枯《壊》れよ。

[音も無く羽ばたくと、波紋が広がる様に空間が壊れていく]

(76) 2012/05/15(Tue) 23時頃

【人】 庭園の死神 サーシャ

　……、…任せていいのだな。

[謎の人影を見上げ。
それから、じっと勇将の皺の刻まれた顔を見詰める。]

　あの人影も……。
　腹は立つが俺達への敵意は無いらしい。

　ユーリーはかなり、近づいて来ている。
　後少しでも、何かあったら…――。

[はっと息を呑む。
羽ばたき>>76によりまた大きく"死"の広がる気配。]

(77) 2012/05/15(Tue) 23時頃

【人】 白波勇将 モロゾフ

［>>72外套の取り去られた後、顕になる姿。］

彼…　は、一体……

［短髪に、起伏の少ない体。
服装からみて、少年だろうか。
目から上が覆われていて、顔は判別がつかない。］


……ああ。
私が、……彼も、かもしれないが。

決着を、つけようと思う。

［氷檻を崩しながら、きっぱりと。
言葉だけは断定で、真っ直ぐ氷檻だけを見ていたから。
きっと、哀愁で曇った表情は、見えまい。］

(78) 2012/05/15(Tue) 23時半頃

【人】 庭園の死神 サーシャ

　……男？
　誰なんだアレは。

[謎の人影>>72が灰色の外套を脱ぎ捨てる。
短い髪の少年だろうか。
知らない筈の姿だが、その動作。
何か、が違和を心に与えるが、分からない。]

(79) 2012/05/15(Tue) 23時半頃

【人】 破開神 グレゴリー

　ヒヒ、ワタシが気づかないと思っていたのかネ？

　彼女はワタシが科学に傾倒した要因の一つ。
　そういう意味では、キミのマイハニーはワタシの恩人でもあるのだヨ。ヒヒッ！

　―――彼女は恐らく今も戦っているところだろうヨ。
　恐らく聖戦《ｼﾞﾊﾄﾞ》と死の邪戦《ﾃﾞｽ･ｼﾞﾊﾄﾞ》の狭間で、ネ。
　彼女もある意味今やワタシの子サ。消費する事に躊躇いは無い。

[>>74マ、と続ける]

　……消費し切れる程の容量ではないとは、思うけどネ？
　ヒヒヒヒヒ。

(80) 2012/05/15(Tue) 23時半頃

【人】 破開神 グレゴリー

　しかしやはりキミは素晴らしい者みたいだネ！！
　新輝源杖《ﾈｵ･ｼｬﾝﾀｰﾙ》。今の源杖を過去にする！！！

　キミにはその発想が無かった？何を言う。
　キミの発想《源杖》が大元。ワタシは其れに触発《ｲﾝｽﾊﾟｲｱ》されて
　《Code:God-リメイク》するに過ぎんサァ！！！
　ヒヒヒヒ、キミの様な者と出会えただけで、この聖戦には十分意義があったネ！！
　イヒヒッ、ヒヒッ、ヒヒヒヒヒヒヒヒヒィ！！！

[共にテンションＭＡＸとなる２柱の神。
その余波。その熱意はその地を僅かに揺らがせる程]

(81) 2012/05/15(Tue) 23時半頃

【人】 謎の仮面少年？ オリガ

[下の死神と老人のやり取りよりも。

　緑の視線が注目すべきは源杖の１本
　謡う天使《パーガトルコート》

　　　仮面は識っている。
　　　天死の成れの果てを倒すには、コレが不可欠だということを ]

[筒を肩に担ぎ、氷柱に貫かれて出来た通り道から下へ顔を見せる]

(82) 2012/05/15(Tue) 23時半頃

【人】 庭園の死神 サーシャ

　………。

[勇将>>78の表情は見えなかった。
その背を死神は暫し見詰め。]

　……ユーリーを止めて。
　直ぐに戻る。

[めき、と生やす木を足場に今度こそ跳ぶ。
二度、三度、壁と氷柱とを蹴り、軽々と上空の穴の外へと抜けた。

即ち、謎の仮面少年の傍。]

(83) 2012/05/15(Tue) 23時半頃

【人】 庭園の死神 サーシャ

　……お前、敵ではないな？

[じ、と仮面少年を見据えた。]

(84) 2012/05/15(Tue) 23時半頃

【人】 偽りの画家《ﾄﾘｯｸｱｰﾃｨｽﾄ》 キリル

[火球。
　ひとつでは相殺するだけ。
　十で熱量の差が氷に罅を入れる。
　二十で表面を溶かし。
　三十でがら、と天辺が崩れる。
　けれど三十三。
　白波勇将の力なしでは、氷檻《ｺｵﾘ》崩し切るには至らず。

　しかし、死神はこの場を離れるらしい>>77。]

　ばいば、い

[別れを告げるのは、邪魔がひとり減るから。
　好都合、とばかりに偽・邪鍵《ｻｰﾍﾞﾙ》を握る。]

(85) 2012/05/15(Tue) 23時半頃

【人】 白波勇将 モロゾフ

しかし……さすがだな、キリル。
目覚めたばかりで、この力か……

［氷の扱いは、誰にも負けぬつもりでいた。
他の誰かの作った氷檻であれば、あっという間に解体していまっていたはずだ。
しかし、少し手間取る。
>>71氷は、油断すれば自分の手をも飲み込もうとしてくるのだ。］

鍛錬を怠ったつもりは、ないのだがね。
力不足……か。

［こういう時、いつも思い出す顔。
自ら名乗りでて実験台《ﾓﾙﾓｯﾄ》にされた中で、無事だったものはいないと言われる、あの―――］

(86) 2012/05/15(Tue) 23時半頃

【人】 白波勇将 モロゾフ

こういう時、グレゴリー　……

彼の力が借りられれば、ありがたいんだが。

［ぽつりと、名をこぼした。］

(87) 2012/05/15(Tue) 23時半頃

【人】 謎の仮面少年？ オリガ

[見据えられる視線を、静かに受け止め]

　　わたしは世界の敵の敵、アレク

[低い声がそれに答える]

　　貴方は、世壊呪の元へ？

[くぐもった声を紡げばまたすぐに枯れ咳が漏れた]

(88) 2012/05/16(Wed) 00時頃

【人】 白波勇将 モロゾフ

［それでも、じわじわと氷檻を溶かしていき。
サーシャの打ち込んだ火球も加われば、奥の孫の姿は可視のものに。］


引きこもり《わがまま》はそこまでだよ、キリル。

［手にしているものは、>>58黒いサーベルへと変わっていた。
やはりただの剣ではないのだろう、警戒を高めながら。
上に見えた、仮面の少年は何者かわからないが、
少なくとも敵対しようとはしていないらしい。
意識は、目の前の孫へと。］


終わらせよう。
お前は嫌かもしれないが、刻限が迫っているんだよ。
待っていられる時間は、ないんだ。

［ぱきりぱきり、両手にそれぞれ、対の氷双剣。
孫の絵に決まった技法がないように、老兵の使える武器もまた、多彩だった。］

(89) 2012/05/16(Wed) 00時頃

【人】 神蘇大宇宙神 クレスト

　――裏葬狂にて狂獄神は咆える――
　
　
　……ふん？
　
　
［向けられる笑み>>21に、小首を傾げ］
　
　
　それは我に問うておるのか。
　それとも、“白”にか。
　
［そして――――嗤う。］
　
［狂獄神(ヒナドリ)がこちらを見遣る>>76］

(90) 2012/05/16(Wed) 00時頃

【人】 神蘇大宇宙神 クレスト

　
　さあ――――愛しき我が子よ。
　
　撒餌之時刻(らんちたいむ)ぞ。
　

(91) 2012/05/16(Wed) 00時頃

【人】 神蘇大宇宙神 クレスト

［紅き混沌を蹴り飛ばす］
　
［拡がる波紋に逆らうように
　羽ばたく狂獄神《我が子》へ向けて］
　
　
　これが答えだよ。
　
　
［灰の瞳は狂気の紅に満ち
　宙始の手には――――いつの間にやら奪い取った
　
　　　　　　　　　　　　　　　　宙の王座《セイヴァーパレス》］
　

(92) 2012/05/16(Wed) 00時頃

【人】 神蘇大宇宙神 クレスト

　
　
　ではの。
　
　
　
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　――――ニキータ。
　
　
　
［消え去る刹那――最後に名を呼んだのは、女の声だったかもしれない。*］

(93) 2012/05/16(Wed) 00時頃

【人】 庭園の死神 サーシャ

[跳びながら。
別れを告げる声>>85に、死神は薄くなった氷越しに絵師を見た。

生きていてくれ、と。
祖父か孫か。
どちらに向けてか、そんな願いを抱いた。]

(94) 2012/05/16(Wed) 00時頃

【人】 白波勇将 モロゾフ

ああ。此方に、心配はいらない。
先に此方が片をつけて、そちらの手伝いにいくつもりだよ。

［>>83庭園の死神へ、静かな声で言い切った。］


それから、これを。


―――――　護光輪《ｶﾞｰﾄﾞ･ﾘﾝｸﾞ》



［指先に点った、無色透明……いや、翡翠を帯びた、光。
サーシャの体の周囲へ、囲うように輝く。］

(95) 2012/05/16(Wed) 00時頃

【人】 白波勇将 モロゾフ

　君に、武運を。

［想いを込めて送り出せば、眼前の孫との戦いは、すぐ。**］

(96) 2012/05/16(Wed) 00時頃

【人】 偽りの画家《ﾄﾘｯｸｱｰﾃｨｽﾄ》 キリル

[溶けた。
　見える。
　見るな。
　見られたくない。]

　うぅ、ぁ

[凍った声帯から漏れた声は、はじめは意味のある言葉にならず。
　溶解した氷檻。身を守ろうと再生するには生命力《ﾘｿｰｽ》が足りない。
　できることは、氷の"色"を自分の周囲に描き出すのみ。
　壁が現れるように見えども、気休めでしかなく。
　事実、そこにはなにもない。]

(97) 2012/05/16(Wed) 00時頃

【人】 庭園の死神 サーシャ

[返る低い声>>88。
逸らされる事の無い目と見詰め合うは暫し。]

　……アレクか。俺はサーシャ。

　世壊呪とはユーリーの事か。
　ああ、俺は其処へ向かう。

　敵の敵は、味方と、今はそう思わせて貰う。
　モロゾフさんを、頼む。

[その目と言葉を信用すると仮面少年へと頭を下げた。]

(98) 2012/05/16(Wed) 00時頃

【人】 偽りの画家《ﾄﾘｯｸｱｰﾃｨｽﾄ》 キリル

　い、たい
　――るし、ぃ

[そして凍った声は、その苦しみに喘ぐ《嘆く》。
　氷が出ないなら、炎を、と思い、力はいらない身体に鞭打ち詠う天使≪パーガトルコート≫に手を伸ばす。
　眼前の彼が二本の氷構えるように、黒剣《ｼﾞｬｷｨ･ﾚﾌﾟﾘｶ》と詠う天使≪パーガトルコート≫を交差するように、構えた。]

(99) 2012/05/16(Wed) 00時頃

【人】 庭園の死神 サーシャ

　……大丈夫か？

[咳き込む様子に。
僅か気遣うようにその仮面の顔を覗き込む。]

(100) 2012/05/16(Wed) 00時頃

【人】 ― ★超★ ― イヴァン

まさか…！　いつ気づかれるのかと待ち構えていましたよ！

[全てはテンションが語る]

まさかフィグネリアが神皇帝に啓示をもたらしていたとは！
ああ、ああ…そうとも。
聖戦《ｼﾞﾊﾄﾞ》と死の邪戦《ﾃﾞｽ･ｼﾞﾊﾄﾞ》、繰り返し、繰り返して彼女もまた『天成者《リ・ディヤ・フィグネル》』へと昇華したのです！
もちろん、彼女は冷静に正確……使い切れ無い事など百も承知でしょう！

(101) 2012/05/16(Wed) 00時頃

【人】 蝶 フィグネリア

　っ―― 空間が、壊れていく…

[狂獄神の翼が宙を無に変えていく。
《世壊》を目の当たりにして、表情を引き締める。]

　……でも、伝えないと。
　リディヤの声を。

[蝶は無に侵されていない空間を選んでひらりと舞う。]

　総ては《反転》への過程《プロセス》

　《聖性》が大きければ大きい程、《反転》した《悪性》が大きくなる。
　その逆もまた然り。

(102) 2012/05/16(Wed) 00時頃

【人】 蝶 フィグネリア

　『総ての生命は、"救われる"権利を持つ』
　 ―― 世界樹は、そう言った……そう《定義づけた》のだったわよね、リディヤ。

[彼女が告げた言葉を繰り返す。]

　あなたの言う"救い"とは――
　狂獄神《セカイジュ》 を《反転》させ、聖界寿の天詩鳥《デウズ・カナリアリア》として、《再生》する。いわゆる創聖的終末計画『DCAプラン』。

　でもあの大きな存在を、どうやって《反転》させればいいのかしら。

[そこで蝶はふと気づく。狂獄神が見下ろす先に、赤髪の青年がいることに。]

　……あんなとこにいて、大丈夫かしら。

[破壊される空間をぬって、彼の元へと降りようと翅をひらめかせた**]

(103) 2012/05/16(Wed) 00時頃

【人】 狂獄神《ｾｶｲｼﾞｭ》 ユーリー

[空間を破壊する鳥の羽ばたき。

それに遮られて声は届かない筈だった。
だが完全なる愛《狂気》の声>>91は世壊呪に確かに届いていた]

ごはん？

[それは聞いた者がいれば、天使《ロラン》を思い出させる囀り。
与えられた餌《混沌》に反応する様に、
その巨体は重量など存在しないかのように、地を蹴った]

(104) 2012/05/16(Wed) 00時頃

【人】 ― ★超★ ― イヴァン

グレゴリウス陛下こそ！　貴方こそ天に愛された者だ！
《Code:God-リメイク》……それだッ！！！

聖戦を経て、また一つ世界が新しくなる、ならば源杖もまた、新輝源杖《ﾈｵ･ｼｬﾝﾀｰﾙ》へと代を変えるのが筋というものでしょう！

ははははは！
はははははははははは！！

[そう、全ては――暑苦しく《ＨＥＡＴ－ＵＰ》なっていく]

(105) 2012/05/16(Wed) 00時頃

【人】 神蘇大宇宙神 クレスト

　――理想郷にて三柱は踊る――
　
　
［ぎしり。］
　
［手の中の至宝、その外殻(ぱっけえじ)が歪む。］
　
　
　このせかいはきょうきによってなりたっている。
　
　
　――クふふ。　確かにそうかもしれぬ。
　

(106) 2012/05/16(Wed) 00時頃

【人】 神蘇大宇宙神 クレスト

　ふむ。
　異なる“性質”の三つの杖――か。
　
　確かに対立が長引けば源樹は“負け”はせぬ。
　
　
　だが。
　
　
　
　あれの　“本質”　は、
　
　　　　　　(　　完　成　し　て　)
　　　　　　三つが一つになって　こそ　――――であろ？
　
　
［『天敵』たりえる杖の製作者《『親』》>>52。
　彼を見遣り――――嗤う。］

(107) 2012/05/16(Wed) 00時頃

【人】 謎の仮面少年？ オリガ

[頭を下げられ――
　神妙な表情で頷いた]
[大事な人だ、というのを何となく察したのだろうか]

　だい、じょうぶ
　――ヒトの身で　分不相応のモノを使った罰だ

[覗きこまれる顔に、こちらから緑《エヴァーグリーン》の視線を切る]

　……それより　急がなくていいのか？
　何なら、"送る"　ぞ。
　

(108) 2012/05/16(Wed) 00時頃

【人】 偽りの画家《ﾄﾘｯｸｱｰﾃｨｽﾄ》 キリル

　……――――

[アレク、と名乗る声聞けども、口は開くが声は出ず。
　意識向くは、白波勇将にのみ。]

(109) 2012/05/16(Wed) 00時頃

【人】 ― ★超★ ― イヴァン

― HEAT-UP ARCADIA ―

まさしく！　まさしくゥ！！！
流石は神蘇大宇宙神《まことによみがえりしおおいなるいっさいがかみ》！>>107

よくわかっているじゃありませんか……！！
あれは３つで一つ、一つで３つの源杖《シャンタール》！

尤も、アレを一つにしてしまった時――

(110) 2012/05/16(Wed) 00時頃

【人】 ― ★超★ ― イヴァン

その『零杖』を扱えるのは、『世界に愛された者』に他なりませんがね！

ラブ　トゥ　ザ　ピイイイイイス！！！

と言うわけですよ！

(111) 2012/05/16(Wed) 00時頃

【人】 庭園の死神 サーシャ

　……罰？
　ああ、ならば俺と同じようなものか。

[ふ、と苦笑を零し。
死神に翡翠の眼には仮面少年への興味が浮かぶが、視線は先に逸らされ。]

　いや、走る。
　遠くからの様子も見たい。
　力は全てモロゾフさんへの援護へと。

[アレク>>108の"送る"という言葉を断り。
爪先で土を叩く。一度枯れる《死ぬ》土よりまた植物が伸びる。]

(112) 2012/05/16(Wed) 00時半頃

【人】 謎の仮面少年？ オリガ

[>>112 了解した、とばかりに小さく頷く。
　態度は横柄だが素直なところもあるらしい]

　　勝手に死ぬな　
　　源杖は、必ず貴方に届ける

[――そうしなくてはいけない、予感がした>>111]

(113) 2012/05/16(Wed) 00時半頃

【人】 破開神 グレゴリー

― 何処か遠くから旧友の声 ―

[>>87彼の声は届いていた。神の中の一の友。
それ故に、神の知覚は彼の声を捉えていた]

　…ヒヒ、ワタシを願うか。 ワタシの力を。

[神としての声でぼそりと呟き、幾らか躊躇う]

　……良いだろう。アナタとはかつてのワタシが世話になった。
　アナタがいなければ、ワタシの一の至高はそのまま消えて居たかもしれない。
　その恩義に報いる為に―――アナタに僅かながらも力を貸そう。

(114) 2012/05/16(Wed) 00時半頃

【人】 破開神 グレゴリー

　神の、運命を"破"り"開"く力を。

[その声は彼に届いていただろうか。

神としての力が。"再生"と"破壊"の相反する属性が、蠢き伸びる。
その力は、恐らく老齢の彼には激しすぎる神性。
老将の身が滅ぶ可能性《ﾙｰﾄ》にも気付きながら、故に躊躇いながらも、
神は乞われるがままに力を預ける。

神の名を零した白波神将の元に―――]

(115) 2012/05/16(Wed) 00時半頃

【人】 神蘇大宇宙神 クレスト

　うむ。
　
　なればこそ――――
　
　
［すっかり熱暴走(ひいとあっぷ)する創造神(くりえいたあ)>>110に頷き］

(116) 2012/05/16(Wed) 00時半頃

【人】 庭園の死神 サーシャ

　白波勇将もご武運を――！

[庭園の死神は駆け出す。

その後に残すのは"死"と其処から芽吹く"生命"。

その身を囲うのは翡翠を帯びた光>>95。
"護り人"《ｶﾞｰﾄﾞﾅｰ》の持つ強き意志の光。]

(117) 2012/05/16(Wed) 00時半頃

【人】 神蘇大宇宙神 クレスト

　――――消さねばならぬな、奴を。

(118) 2012/05/16(Wed) 00時半頃

【人】 破開神 グレゴリー

　…ヒヒッ、天に愛された者だってェ！？
　イイネ。天に見放され地に国を降ろしたワタシが天にッ！？
　そいつァ素晴らしいネェ！！！ヒヒヒヒヒィィィ！！！

[HEAT × HEAT = FIRE !!
暑く暑く燃え盛るような空間が、>>118宇宙神の一言で冷える]

　……ほう。『世界に愛された者』を消さねばならないのかネ。
　ワタシ達相手にも終始余裕を見せていた、神たるキミが。

[唐突に放たれた殺気に、ニヤニヤと笑みを浮かべた]

(119) 2012/05/16(Wed) 00時半頃

【人】 ― ★超★ ― イヴァン

ほほぅ？
それはまた…随分と穏やかでなくなりましたね。

[消さねば、という言葉に冷静になる振りをして、髪をかきあげながら>>118]

しかし……それが貴方の選択、ということになりますか。

(120) 2012/05/16(Wed) 00時半頃

【人】 謎の仮面少年？ オリガ

[>>117
　駆け出す死神とは逆。
　仮面は筒状の聖遺物を肩に背負ったまま、地を蹴り、暗くて冷たい暗黒洞へと身を投じる]

[芽吹く緑に、――胸が痛んだ]

　　→　大聖堂地下/世壊の中心へ

(121) 2012/05/16(Wed) 00時半頃

【人】 神蘇大宇宙神 クレスト

　――斯くして、駆ける死神>>117の許――――
　
　

(122) 2012/05/16(Wed) 00時半頃

【人】 神蘇大宇宙神 クレスト

　おっと。　行き違うところであった
　
　
［“無”の本体はその姿目掛け、紅い『魔』を振るう］

(123) 2012/05/16(Wed) 00時半頃

【人】 神蘇大宇宙神 クレスト

　
　
　
　
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　Ж　Т　Х
　　　　　　　　　　　　　　　　　ctl-ein-ecs
　
　
　
　　　　　　　　　　　　　　　 ＝　子捕函　＝
　
　
　
　
　

(124) 2012/05/16(Wed) 00時半頃

【人】 神蘇大宇宙神 クレスト

［“紅い檻”が　死神を囚える――――］

(125) 2012/05/16(Wed) 00時半頃

【人】 謎の仮面少年？ オリガ

　　　　―　まわり道　―

[気がつけば、"彼女"は手当てされて街にいた]
[酷く頭が痛む。断片的にいろんな知識が浮かんでは消えてゆく]
[そして酷く焦る。世界が滅びに直面していると]
[そのくせ、自分が誰で何をやっていたとかそういうのがすっと抜けていたのだ]

[どうも空から降ってきたらしいが、打ち所が悪かったとか何とか医者には言われた]

[とても口には出せない、危険な知識《オリガノトレジャー》
　穴の開け方《オリガノトラップ》
　禁じられた歴史遺物《ブラッククロニクル》
　そんなことは沢山憶えているのに
　言葉すらも失ってしまって、どう音にすればいいのかわからない]

(126) 2012/05/16(Wed) 01時頃

【人】 謎の仮面少年？ オリガ